天門街
tenmongai和×中華×異世界ファンタジー。
ここは天門街。
本当に星が降ることから名付けられたこの街は、この世界の中心都市のひとつ。
大きくなだらかな山の上に建てられた3段構造で、下段部には一般市民の住居が立ち並ぶ。
中段部は商売で盛り上がり、
昼間から星振りを喜ぶ住民たちでまるで夜の繁華街のように賑やか。
少々治安は悪め。
上段部は下段中段と一変して自然が囲い、御屋敷がいくつかあるのみ。
お偉い人が住んでいる。
上段に合法で足を踏み入れるだけでも凄いとされる。
街の住人は人外も結構居て、差別などもなく平和。
賑やかな町から数歩外れれば、
中華風の高い山が並ぶ山脈だったり森だったり竹林だったり大きな湖だったり。
自然豊か。
星が降る。
星はピューって降ってきて地面に刺さる。
大きさはバラバラだが大抵は片手で持てる程度。
星からエネルギーを得て、妖術を使ったり家電製品もどきを動かしている。
主電源として、街自体の中心の地下に非常に巨大な星があるという。