Chloe de Laurent

クロエ・ド・ローエン

【名前】Chloe de Laurent(クロエ・ド・ローレン)

【性別】女

【年齢】とうの昔に三桁代に突入している

【種族】オートマタ

【職業】
ローレン家当主
侍従

周囲に対して本来の身分を隠そうとはしないが、
明確に主人役ではなく自身を優先されることは好まない。

【容姿】
艶めく黒髪、長い前髪は左に流し、後ろ髪は一つに結い上げている。
下ろすと背中の中ほどまであるミディアム。
瞳は常に瞼で覆い隠されているが、見たことのある者には宝石のような目と形容される。

球体関節人形。
妙に柔らかい肌に有機物然とした機能がある辺りモンスターらしいだろう。
身長163cm。

記号的で分かりやすいのでヴィクトリアン調のメイド服を着ているが、
やっていることとしては本来制服の着用義務がない侍女のそれ。
よくよく見れば、皺も汚れも何一つ付いておらず、
そもそもお仕着せに使われるような素材ではないことが分かる。

【性格】
優雅で淑やかな婦人。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
ノブレス・オブリージュの精神を尊び、
地位が低い相手でも自身の庇護下にあるのならば出来うる限り手を差し伸べる。

確かに人格者ではあるのだが、愛玩動物と称して冥界において珍しい種族を飼う悪癖がある。
従者の振りをして望むものを大抵買い与え、自分は偉いのだと勘違いさせる破綻した性癖持ち。
本来は底辺層なのに特権階級だと思い込むのが憐れで可愛らしいでしょう、とのこと。

【備考】
弟が一人。
完全に家の顔役を押し付けられた形だが、
社交担当と内政担当として分担しているのだと思うようにした。
上流階級の者の顔は大抵頭に入っているらしい。

【SV】
「……そうね、彼の者の前では侍従殿とでもお呼びなさい。
くれぐれもローレン卿などと口走らぬよう」

「侍従の真似事もなかなか面白いものですよ。
人形遊びやままごとをするような年頃の娘ではありませんが」

「ふ、ふ……ではアフタヌーンティーと致しましょうか。
用意させますので、ラウンジまで共に参りましょう」

「あらあらまあまあ……無知は罪ですが一度は許しましょう。
トラブルに巻き込まれたくないのであれば、特権階級の者の顔と名程度覚えておくべきですよ」


レトロ風メイドメーカー様。