Fiona

フィオナ

【名前】Fiona(フィオナ)

【性別】女

【年齢】18歳

【所属】放送委員会/手芸部

【学科】教育科

【容姿】
緩やかにカールしたキャメルの髪は腰まで伸びており、作業の際はポニーテールにしている。
とろりと垂れた目は優しげな水色。

左目の下には泣きボクロが一つ、ただし前髪に隠れて見えにくいが。
陽に当たってないにしては濃い薄橙色の肌を持ち、女性にしてはかなり高身長な186cm。
ふにふにもちもちの肉付きが非常にいい体型、脂肪の下には筋肉もある。
どこがとは言わないがデカい。
左耳が三角に欠けているが、傷を残しているのはわざと。

豊満な身体のせいで今にもはち切れそうなワイシャツにゆるゆるに結ばれた青いリボン、
動きに問題が出ないように短くされたスカートは常に際どいラインで揺れている。
ブレザーは胸元が苦しいので動く時は脱ぎ、
授業などの大して動かない時には着用することにしている。
足元は基本運動靴だが、たまにヒールの高いものを履くので190cmを超えることもある。

【性格】
見た目に似合わず小さくて愛らしいものを好む。
あまりにも可愛らしいと噛み付きたい衝動に駆られがち。

基本的に包容力に溢れた優しい姉のような存在、落ち着いていて控えめな淑女。
人前に出るのがあまり好きではなく、一歩離れた場所で見守っていたいタイプ。
人並みには社交的だがもう少し積極性を持ちたいと常々考えている。

不器用で所謂ドジっ子の部類、本人は認めていない。

【異能力】
『〝   〟』

〝針子〟に頼むことによって意思あるぬいぐるみを創り上げる能力。

発動方法は中身を用意し完成品を想像するだけ。
あとはどこからともなく現れた針と糸と布によって五分も掛からずぬいぐるみが創られる。
材質は不思議なことに、この世に存在しないものが使われているようだ。

しかしどんな素敵な魔法でも有限、所詮一時の幻想。
長くとも六日経つと綻びが見え始め、一週間経つと朽ち果ててしまう。
維持するには何度も何度も異能力を掛け直す必要がある。
また、同時に存在するぬいぐるみの数が増えれば増えるほど、
朽ちるまでの期間が二分の一、四分の一と短くなっていく。

中身によっては強制的にアレンジが行われ、
当初の想定とは大幅に違うものが生まれることもあるため、
基本的には一番癖の少ない花を使用している。

【備考】
性格矯正のために幼い頃から放送委員会に所属している。
所属当初より随分周りと関われるようになっているので効果は覿面。

手芸部の活動では〝針子〟よりも綺麗なぬいぐるみを作ると意気込んでいるが、
未だに針で指を刺している。

スカートのポケットには絆創膏やら飴玉やらがいっぱい入っているが、
いっぱい入っているせいでたまに零れている。

【sv】
「私はフィオナ、教育科だよ。よろしくねえ」

「どうしたの、大丈夫?
お姉さんが一緒に居てあげるから泣かないで……よーしよし、ほら、飴ちゃんもあるよ?」

「痛っ、指刺しちゃったあ。
絆創膏、絆創膏……あれ?
ない、そんな、どうして。
あんなに沢山ポッケに入れておいたのに……!」

「っ、う、可愛い……噛んじゃいたいほど可愛い……」