始祖

エテルノ

【名前】『始祖』/Eterno(エテルノ)

【性別】無性

【年齢】不明

【所属】エテルノ教国

【容姿】
異能力により容姿不定故に、基本的な姿を記載する。

ふんわりとした長髪は踝に届くほどの長さ。
目の上で整えられた前髪に、軽く肩に垂れた触角。
白銀の髪と白い雪肌に夕焼け空の真赤を思わせる瞳がよく目立つ。

身長は低く120cm程度で、幼い少女のように見える。
整った顔立ちだが常に諦念を感じさせる表情を浮かべている。

申し訳程度に被検体用の白い服を着せられており、靴や靴下を履く必要性がないため素足。
拘束具によって十字架に雁字搦めにされている。

【性格】
なるようになる、ならなければ運の尽きという考えの持ち主。
まともに死ぬことも真っ当に生きることも半ば諦めている。

吸血鬼という種の始祖とされていることも、
生き別れた姉弟が自分のことを想っていないどころか嫌っているであろうことも
理解した上で存在している。

己のことを必要だとかみさま(笑)が判断しているのならば求められる限り応えるつもり。
かなり捻くれ者で毒舌。

【異能力】
〝ギフトシステム〟


『code:Ⅰ』(オールホールド)

この世に存在するありとあらゆる能力を司る能力。

何にもならないもの、誰かを楽しませるもの、誰かを救うもの、誰かを殺すもの。
火も水も風も氷も光も闇も木々も大地も自分ですらも思いのままだ。

この世界には魔力などの概念が存在していないために彼女が思うだけ、否、
思う必要すらなく生物が心臓を動かすのと同じように全能の力を振るうことが可能。


『code:■』(ギフト)

全能の力の一部を他者に分け与える能力。

渡した力は二度と戻ってはこない。
そして渡した分だけ自分の力の出力は落ちていき、現在は元の半分程度。
つまるところ、それだけ多くの吸血鬼が生み出されてきたということだろう。

【備考】
始祖。
code:blood計画の成功作。
双子の姉。
かみさまの世界に必要と判断された方。

【SV】
「やあ、ボクはエテルノ。
君たちが始祖と呼ぶ存在さ」

「ボクが居ないうちに随分と偉くなったものだね。
ボクに勝てないのにふんぞり返っちゃって。
死にたいの?」

「そんな惚けたアホ面晒しちゃって。
始祖であるボクに会うことは君たちが望んだことなんだろ?
ほうら、ボクの前で喜び咽び泣けばいい」

「君に殺されるなら文句はないさ。
ただし後悔するなよ?
君は今から、母親でもあるこのボクを殺すんだから。
一生罪悪感と未練に苛まれながら生きて死ね」