Alastair
アラスター【名前】Alastair(アラスター)
【性別】男
【年齢】18歳
【所属】美化委員会
【学科】普通科
【容姿】
さらさらとした毛質のセピア色の髪。
M字バングの前髪は何本かのピンに留められており、後ろはウルフカットにしている。
じとりと常に睨んでいるようなつり目は暗い赤。
長い睫毛に細い眉、高い鼻と比較的整っている顔立ちだが機嫌の悪さで台無し。
陽光に当たることのない肌は不健康な白。
身長152cm、歳の割にかなり小さい。
チョーカーとピンが目立つが、制服は着崩していない。
シャツは第一ボタンまで閉めているし、ネクタイもぴっちりと。
強いて言うならば前を開けたブレザーが気になるかもしれない。
足元は革靴やローファーが多い。
異能力の関係上、服の背中部分に翼用の隙間が空いているが
普段は目立たない作りになっている。
【性格】
難あり。
特筆すべき点は口の悪さだろうか。
本人曰く事実を述べているだけとのことだが、
出会う者全てに罵倒を飛ばすので本当に好悪関係なく本心からの言動の可能性が高い。
自身の間違いや相手の長所は普通に認める辺り素直というか何というか。
若干ツンデレを感じなくもない。
現実主義者で顔を見せたことすらないかみさまの存在に懐疑的。
勿論そんなことは一切表には出さないが。
【異能力】
『Crow's Wings』
カラスのような鳥類系の黒い翼を生やし飛行する能力。
飛べる。以上。
もう少し詳しく説明するならば、筋肉や骨の運動により飛ぶのではなく、
翼自体に飛行能力があると言えばいいだろうか。
実体はあるし、羽ばたきなどの模倣行為は能力発動のキーになるので必要だが、
それ自身は〝空を飛べる翼〟という概念である。
つまるところ環境や持ち物に縛られることがない。
『A Murder of Ravens』
影のような真っ黒いカラスの群れを生み出し操る能力。
カラスの形を取っているが機能的には弾の方が近い。
鳥という扱いであるため一応曲射のようなことも出来るが、
その個体を放つに当たって最初に決めたルート以外の動きで飛ばすことは不可能。
対象へのぶつかり方によって攻撃を受けた側の感じ方は異なる。
嘴から突っ込んだ場合は刺突、体から突っ込んだ場合は打撃、
羽根から突っ込んだ場合は斬撃のように感じるだろう。
一度の操作上限は十羽、何かしらの影に全身を入らせることでカラスのストックは回復する。
【備考】
同世代のフィオナに対して妙に親切。
口の悪さは通常運転だが、
その内容の大半が心配から来ているのはよくよく聞けばすぐに分かる。
彼女とは腐れ縁とのこと。
フィオナ的には幼馴染みだとか。
部活動は無所属であるが、時折手芸部に顔を出しているようだ。
部室にある巨大なお菓子型クッションは彼の作品。
【sv】
「アラスター。
……俺はガキじゃない、十八だ。
だからそのクソウザったい目を向けるな」
「文字の世界にしか存在しない至高の者たち……なあ。
実在してるなら顔くらい見せたらどうだ?
知の頂点って言うなら、現状が冒険物語の竜と同じレベルだと気付けるはずだろ?」
「この、クソッ、お前はそろそろ俺を抱き締めると胸が顔に当たることを理解しろ!
代わりに撫でるのを許したわけでもない!
飴玉も不要だ!!」
「二度と俺の前で怪我するなって言ってるだろドジ!
ほらそこ、小石!
お前ならけつまずくだろうから気を付けろってば」
Picrewの仄暗い少年少女様をお借りしました。