御堂 結律
みどう ゆのり【名前】御堂 結律(みどう ゆのり)
【性別】男
【年齢】19歳
【職業】退魔師
【神社】深川神宮
【階級】一級
【亭号】若紫
【容姿】
柔らかなウェーブの掛かったセンターパートの前髪、顎付近まで伸ばされた後ろ髪は若紫。
頭頂部からはぴょこりとあほ毛が生えている。
常に弧を描く灰色の目。
鼻の周りにそばかすが少々。
童顔、というよりは輪郭が丸いせいでどこか幼い印象になりがち。
ネイルをしており、手足の爪に艶やかな黒が乗っている。
背中には二対四枚の純白の羽。
素の身長は174cm、7cmのヒールでプラスされて181cmであることが多い。
黒シャツに細身のスラックス、ループタイ。
気温によっては上にモノトーンの何かを羽織る。
足元はワインレッドのハイヒールブーティ、
スラックスとの隙間からちらりと肌色が覗くことも。
【性格】
品行方正で温厚な気質の好青年。
御堂の人間らしく立ち振る舞いを重視しており、上品な雰囲気を纏っている。
かといってお堅い訳でもなく程よく気さく、些か饒舌ではあるが、
名門の出にしては随分と取っ付きやすいと感じられるだろう。
____というのが、表向きの姿。
その本質は自尊心が非常に高い御堂第一主義者。
癇癪持ちで気に入らないことがあると物に当たりがち、
プライベートな場所では随分と荒れる。
普段は隠せているだけマシ。
【神威】
天満大自在天神(テンマンダイジザイテンジン)
菅原道真を神格化した際の呼称。
学問の神や雷神など様々な信仰をされているが、
芸能の神としての面から音使いという能力を授かった。
楽器を演奏することによって治癒かバフを掛けることが可能。
効果と対象の選択は出来るが音が聞こえる位置に居ることが条件、
対象を選ばない場合無差別テロと化すので戦場だと注意が必要。
楽器の性能と効果は比例する為、鍵盤ハーモニカなどはやめた方がいい。
治癒については欠損を治すことは現状不可能。
バフは神威または呪術に掛かり、火力や制御力など全体的に上昇する。
回復量、上昇率は対象の数によって変わる。
【代償】
羽が生えてくる。
契約当初は一対二枚の小さな羽だったが、
現在は胴をすっぽりと包める大きさのもの二枚と、生えたての小さいもの二枚の二対四枚。
痛覚もあり動かすことも可能だが飛ぶことは出来ない。
服の脱ぎ着の際などには非実体化してくれる親切仕様。
【武器】
特注の楽器類(鈍器)、主に使用するのはヴァイオリン。
ベルトには緊急時用のナイフが二本。
【備考】
御堂分家の生まれ。
表には出さないが一部の退魔師を毛嫌いしている。
一級になりたてほやほや、神威の性質上、一級の中でも下の方に位置するだろう。
マルチプレイヤー、プロには遠く及ばないがアマチュアとしては上手と言える程度。
演奏出来るのはピアノ、ヴァイオリン、ギター、フルート。
他にはリコーダーやらパーカッション系やら三線やら、
音楽の授業で扱うものは何となく出来る、という具合。
音楽関係の才能がある代わりなのか絵が壊滅的に下手。
【SV】
「一級退魔師の若紫と申します。
皆様と比べるとまだまだ新米ですが、御堂の名に恥じぬよう頑張ります!」
「あは、ぐっちゃぐちゃだ。
いえいえ、大丈夫ですよ、すぐに治しますからね。
はい、リラックスリラックス…………どうです?
痛み、引きました?」
「ゔえっ、な、何、何です?
何で僕のことをそんな、潰れたハリセンボンみたいな顔で見ているんですか、○○様は。
全くもう、心臓に悪いですよ」
「重いなあ……羽ってもっと軽いものだと思ってた、違うものに変えて貰えばよかったな。
そもそもこれ何で成長するんだろ?
僕、そんなこと聞いてないんだけど……」
「特級退魔師の過半数が御堂は愚か、
御三家ですらないだなんて連盟の目は腐り落ちてるんじゃないの?
更に!伝統亭号じゃない奴が二人も!
しかもその中に頭目が含まれてるなんて世も末だな!
クソッタレどもが!!」
1月31日、呪術師 伊村樹生との戦闘にてロスト。
後日、とある廃工場にて原型を留めていない死体が発見され、
DNA鑑定の結果、御堂結律と判明しました。