冷泉 朱璃

れいぜい しゅり

【名前】冷泉 朱璃(れいぜい しゅり)

【性別】女

【年齢】17

【職業】退魔師

【神社】深川神宮

【階級】二級

【亭号】箒星

【容姿】
柴染の髪。
前髪は目に掛かるほどの長さで、視界の邪魔にならないように左右に流している。
毛量の多い横髪は前髪と共にそれぞれピンで留めている。
襟足が腰まで伸びたウルフヘア、小綺麗にまとめる時は三つ編みにしている。
くりくりの黒目は細めるとハイライトが消える。
怖い。

分家ながらも冷泉の血が流れているためか、格別に可愛いわけではないが顔は整っている。
身長161cm、女子にしては筋肉質な方。

通っている高校の制服を着ていることが多いが、
任務時は中学の体操服やジャージを着用するスタイル。
汚れてもよくて動きやすいと本人はお気に入り。

【性格】
天真爛漫な少女。
フリルとリボンで飾り立てられるより、泥んこに塗れて遊ぶ方が好きなタイプ。
少々ドジかつ子供っぽく、
よく山盛りのカレーうどんを元気いっぱいに食べて制服に跳ねさせている。

気が強い冷泉の人間や世間とはズレている退魔師と幼い頃から関わってきた影響か、
精神的に強く非常に図太い。
が、冷泉家での集まりは今でも苦手で、本人曰くどろどろしているから。
一般人からすれば箱入り娘ではあるが御三家の人間にしては常識的。

【神威】
天鳥船神(アマノトリフネノカミ)

神であり、また、神が乗る船の名である。
鳥のように空を飛ぶ船、鳥のように速く飛ぶ船などの逸話から飛行に関する力を授けられた。

それは箒で空を飛ぶ能力。
簡潔に言うと前述の通りだが正確ではない、
訂正するならば箒(棒状のもの)で空を飛ぶ(乗る限定とは一言も言ってない)能力である。

一見するとネタ神威だが実用性は化け物レベル。
本人が棒状と認識出来れば、鉛筆であろうと電柱であろうと人間の四肢であろうと、
明らかに箒ではないものも箒の代わりに扱うことが可能。

神威を使用した飛行が原因の事故や怪我は絶対に起きない加護が与えられている。
つまり風圧、酸素不足、箒と触れている箇所への負荷、その他諸々から守られる。
その加護により理論上速度はどこまででも出せるし高度もどこまででも上げられる。
尚、同乗者には加護が乗らないため注意が必要。


神直日神(カムナオヒノカミ)

黄泉の穢れから生まれた禍津日神がもたらす禍を直すために、
直毘神の一柱として生まれたとされる神。

穢れを払い、禍を直すという逸話から、結界の力を与えられた。

結界といっても幾つか種類があり、効果に違いがある。
発動方法は基本的にはどれも同じで、体から音を出すことで結界を張ることが出来る。
主に舌打ちや指パッチンを利用する。

簡易結界:
必要な音は一つ。
結界というより一方面への防御壁のようなもので、
強度はそこまでではなく、ある一定以上の衝撃は受け流せない。
また、一度何かに当たると壊れる。

遮光結界:
必要な音は二つ。
指定方向に半球状で生成される、
内部からは通常通りの視界だが、外部からの視認性が非常に低い結界。
墨で塗り潰したように真っ黒で平面的に見える。
完全に目眩し用で、実体はなく、意識し続けないとしばらく経ってから自然と消える。

御祓結界:
必要な音は三つ。
一辺が2mの立方体状で半透明の結界で、
呪力を跳ね返す力があるので悪魔や魔人は内部へ侵入出来ない。
といっても完全な不可侵ではなく、
何度も結界に向けて攻撃を行うとひび割れていき、最終的に壊れてしまう。

また、一応大祓詞を唱えると御祓結界の強化版のような結界を張れるが、
本人がそんな馬鹿長い祝詞を噛まずに言えないので使われていない。

【代償】
箒:
突発的な身投げ衝動。
自殺願望とは別で、高所からの飛び降りをした瞬間に我に返る。

一か月に一回から二回という高頻度で起きるため、飛び降りてから地面に墜落するまでに
神威を発動出来るか否かの訓練だと本人は認識しているようだ。

結界:
一般的な成人女性の二倍(男性アスリートレベル)のカロリー摂取。
本来必要ない余った分のカロリーは、しれっと神様が貰っていっている。

【武器】
槍や薙刀などの長物を好む。
また、普段から持ち歩いて許される武器を考えた結果、バトンを鞄の中に仕込んでいる。

【備考】
学生の本分は学業ということでポテンシャルの割に経験が乏しい。
高校卒業後からは退魔師業に専念するつもり、とのこと。

原理は不明だが一級退魔師雪村傘音の言いたいことが筆談を通さずともなぜか分かる。
「何かよく分かんないけど、これって波長が合うってやつだよね!」とは本人談。

【sv】
「はいはいはいはーいっ、私冷泉分家出身の朱璃です!
二級退魔師箒星で現役JK、よろしくお願いしまーす!」

「うおおお……文理選択間違えた気しかしない……
文系にしたら教えてくれそうな人いっぱい居たのに!
あーもう、数学なんて滅んじゃえばいいんだ〜〜」

「やっぱり働いた後はカロリーもりもりのご飯しか勝たん!だよね!
可愛い女の子みたく甘いもの〜、とはいかないよ……」

「うげっ、冷泉の集まり近いの……?
私苦手なんだよなー、何かさあ……こう、年上の人たちどろどろってしてて」

「ゆきねちゃんゲーット!
今日も今日とてゆきねちゃんは可愛いですね〜、うりうり」