雪白様

しろちゃん

【名前】
雪白様(ましろ、ゆきしろ)
愛称:しろちゃん

【性別】不明

【種族】神

【神社】
風花神社
東京都内、二十三区外の田舎の方の駅の近くに存在する。

【容姿】
白烏、白亀、白蛇、白猫、白兎など。
アルビノの動物、もしくは人間の姿を形取る。
最近は少し前に流行ったからという理由でウーパールーパーの姿で居ることが多い。

人間体の場合、七三で分けられ三つ編みで装飾された前髪、
リボンのように結ばれた後ろ髪は白。
真っ白い睫毛に縁取られた若干ジト目気味の赤目。

うっすらと赤みがある乳白色の肌。
身長145cm。
どちらかといえば女性っぽい。

和ロリっぽい白黒の巫女服に似た和服、頭部には花の髪飾り、左耳に灰色の和風なピアス。
足は素足、または白ニーハイに下駄。
目以外は全てモノトーンで構成されている。

【性格】
クズ、クソ、ゲス。
性格の悪さを示す大抵の罵倒は当てはまるような性格。

一般的な人間とは異なる思考回路をしているのか、
本神にその意図はないが邪神や悪神といった類がやるようなことをやらかすことが多い。

感情の波が平坦で常に楽しげ、それでいて無邪気に邪気をばら撒く面倒なやつ。
大事なことを言わなかったり、気分一つで何かを実行したり、
見た目で人間を釣ったりということがよくある。

総評すると確実に契約しない方がいい神。

【神威】
『めたもるふぉーぜ♡』

変身と身体強化系の能力。

元の姿が老若男女どんな姿でも中学生から高校生ほどの可愛らしい少女になり、
服装はそれぞれのイメージカラーの魔法少女やプ〇キュア的なものに変わる。

身体強化は一部の強化というよりも全体的な強化という形で、
少々人間離れした動きが出来る程度の力は与えられる。
尤も、他の身体強化系の神威と比べると威力は落ちるだろう。


『まじかる☆うぇぽん』

武器召喚系の能力。

特殊能力が付いた武器を召喚出来る。
まじかる☆すてっきといったもの。
リボンやハートといった、いかにも女児用アニメに出てきそうな装飾をしている。

特殊能力は最大で三つ、一つの場合と比べ三つの場合はそれぞれの能力が弱くなる。
能力はお菓子の大量召喚といったものから武器の巨大化のようなものまで様々。

現在契約している五人全員の武器を組み合わせると弓型に変形し、
純白のビームを一度だけ放てるようになる。
霊力の塊なので悪魔特攻、
下記の代償により悪魔化した元退魔師へはその上で効果がプラスされる。
また、多少の浄化作用があり、上手く使えば溜め込んだ負の感情を浄化発散出来るだろう。

【代償】
『めたもるふぉーぜ♡』

負の感情の吸収。
人間から、動物から、そして悪魔から。
契約者以外の生命体の負の感情を吸収することになる。
溜め込みすぎると病んだり狂ったりすることもあるだろう。

誰かが幸せになるには、誰かが不幸になる必要があるのだ。


『まじかる☆うぇぽん』

死後、魔法少女姿の悪魔となる。
上記の代償により生まれるはずだった悪魔の分の負の感情を吸収しているので、
溜め込んだ負の感情が多ければ多いほど強力になる。

──悪魔の数が減ってしあわせ、だよね?

【備考】
元々は八咫烏を祀っていた小さな神社であったが、
途中でアルビノの烏が境内に現れたことでアルビノ烏を祀る神社に変貌し、
最終的にアルビノの神として祀られるようになった。
境内には眷属と呼ばれるアルビノの動物が住み着いていることがある。

本神の趣味として魔法少女チックな神威を授けているが、本来は色素と力を与え、
自然界でも強く生きていけるように、という神威であったらしい。
自分を見ることの出来るアルビノの人間に願われれば、
日常生活に支障が出なさそうな代償と共に本来の神威を授けることもあるようだ。

また、魔法少女部隊(契約者たちの総称(他称))には
優先的に倒すべき悪魔(になった退魔師)リストが存在する。
死後は魔法少女姿になるとしか伝えていないクズのため、
その悪魔たちの正体は隠されている。

【SV】
『やあ!僕の名前は雪白、しろちゃんって呼んでね。
君、僕と契約して退魔師にならない?』

『可愛らしいね、素敵だよ、よく似合っている。
魔法少女、いいだろう?
人間がグッズを持っているのをたまたま見掛けてね』

『……いいよ、契約してあげよう。
君は人間だけど、僕の眷属でもあるからね。
退魔師になるかは君が決めるといいよ』

『君たちが言うには、悪魔の数が減るのはしあわせなんだろう?
そんなに殺気立ってどうしたんだい?』