斉藤

さいとう

【名前】斉藤(さいとう)

【性別】不明

【年齢】外見年齢は10代半ば

【職業】退魔師

【神社】深川神宮

【階級】二級

【亭号】駒犬

【容姿】
青磁色の髪、インナーカラーとしてピンク。
前髪は目に少々掛かる程度、軽くするために横に持ってきてピンで留めている。
後ろ髪はショート、触角は肩に付くか付かないかの長さ。
じとりと眠そうな目は空色、よく見るとオパールのようにピンクや黄色なども混ざっている。

右目の下に泣きぼくろが二つ。
中性的な顔立ち。
身長154cm、程よく脂肪と筋肉の付いた健康的な体型。
胸はない。

花や植物をあしらったイヤーカフを幾つか、黒のチョーカー。
セーラー服、冬以外は半袖短パンのことが多い。
季節問わずぶかぶかの白衣を羽織っている。
ソックスガーターに白のクルー丈靴下、編み上げショートブーツ。

【性格】
目を離した隙にふっと消えてしまいそうな儚げな容姿、
きっと性格もそれに似合うものなのだろう……
そんな淡い希望を地面に叩き付けぶち壊すような、
超マイペースゴーイングマイウェイ能天気マン。

基本的に真剣な話にもおふざけで返すことが多く、何かと敵を作りやすい。
仕事に対してはそれなりに真面目で周りの言動に胃を痛める側に回ることも。

【神威】
久延毘古(クエビコ)

学業・知恵の神として信仰されていることから、言葉を実体化する能力を得た。

実体の有無とフォントの種類、文字のサイズを選択可能。
パッシブ発動だが、実体なしの初期ゴシック体の場合霊力消費が少ないため、
見た目がうるさくなるだけで支障はない。

意識しない限り手の届く範囲に出現し、
意識すれば声が聞こえて尚且つ視界内であれば自由に動かせる。
また、スピーカーや拡声器などを使用すると操作可能範囲が広がる。
打撃攻撃や足場としての使用が出来るが、脆いため一度何かに使うと壊れてしまう。


堕ちかけた無名の神

植物へ変化する能力。
蔓、茨、花に身体を変化させ操ることが可能。

植物状態で受けた傷は肉体とリンクしている。
物理攻撃に対しては霊力操作による身体強化が適用されある程度防御力が上がるが、
その反面火には弱い。

蔦や茨は太さを犠牲にして長さを取るかその逆かを選択可能。
部位によるものの最大5mまで伸ばせるが耐久はお察し、
実用レベルのものにする場合の長さは3mから2m程度。

花は基本は付属品扱い。
興奮、多幸感、疲労抑制、不眠と危ないおくすりに似た効果がほんの少しだけある、
ほんのりと甘い香りを漂わせることが出来る。
微少だが依存性があるため長く吸い続けると危ない。
本人への影響はなく、ただの甘い匂いを出す花。
《この先のデータは閲覧不可能です。》

【代償】
言葉:
外見年齢の固定。
変わらないのは外見のみ、内部で老化は起こっている。
もう片方の契約について色々と憐れまれているため、だいぶ軽い代償にして貰えた。

植物:
書類上存在しない人間になっていたので、新しく戸籍を取得した。
《この先のデータは閲覧不可能です。》

【武器】
拡声器、カトラス。
白衣の内側には投げナイフ、高濃度の液体洗剤が入った試験管がそれぞれ十本ずつ。

【備考】
本名、性別、年齢、経歴。
全てのものを秘匿したがる秘密主義。
上の方の人間は彼についての情報を知っているかもしれないし知らないかもしれない。

鬼龍紅率いる『陽炎』に忍び込んでいるスパイ、のふりをした二重スパイ、
にも見えるようなそうでもないようなよく分からない何か。
とりあえず自称はスパイ、要注意人物なので恐らく監察対象。
態度が態度なので普通に呪術師扱いされることも多い。

【SV】
「はろはろ〜!
皆のアイドル斉藤チャンだぞっ☆
どうぞよしなに〜〜」

「斉藤のことを知りたいのかい?
何とまあ物好きなこと……探ってくれてもいいさ、
斉藤は『退魔師』だということを忘れなければの話だが」

「呪術師?裏切り者?鬼龍紅の犬?
……いいねいいね〜、随分と嫌われたモンだ。
まっ、斉藤はそれでもキミのこと……好きだぜっ☆」

「アイツら斉藤のこと伝書鳩か何かと勘違いしてるんじゃないか……?
この前も担当者に凄い目で見られたから、正直憂鬱なんだよね」

「おめでとう、お前らが嫌う人間はもうどこにも居ないよ」

二枚目成長if

【名前】夢見(ゆめみ)

【性別】男→女

【年齢】27歳(外見年齢15歳)

【容姿】
白髪ショート。
前髪は目にかかる程度で切り揃え、左側を軽く流している。
男にしては触角が長めで顎のラインの辺り。
赤い瞳、ジト目で三白眼。

右目の下に泣きぼくろが縦に二つ。
ある程度整ってはいるが、治安が悪めな顔立ち。
最終的に身長174cmまで伸びる、はずだった。
15歳時点で身長167cm程度。

【神威】
堕ちかけた無名の神

体全てを変化させる場合、めしべ部分が人型を取る球根植物としか言いようがない、
かの花の邪神のような異形へと変化する。
真珠色の花弁に青磁色のがくと根、ピンクのおしべ。
人型部分は彼に酷似しているが、髪目肌全ての色が抜け落ちたような病的な白さをしており、
真珠色の貫頭衣のようなものを着ている。

地上部分の高さは2m。
根は半径20mまで伸ばせ、物理攻撃への耐性が生まれる代わりに炎への耐性が消し飛んだ。

また、酷く濃密で甘ったるい、吐きそうな程強い匂いを常に漂わせている。
興奮、多幸感、疲労抑制、不眠の効果に依存性。
匂いが強くなったためそれらの効果も強まっている。

この状態のデメリットとして植わっているため移動不可、
知性はあるものの発声が不可能になる(=自動的にもう一つの神威使用不可)
というものがある。

【代償】
生まれ直し。
転生、現実改変系。

親も、双子の姉も、友人も、恋人も、すれ違っただけの赤の他人も、
誰もが彼の存在を忘れ元々そんな人間は居なかったことになる。

書類からも記憶からも全て抹消され、
元の体は供物として捧げられ現実世界から消え去り、
全く新しい過去のない人間として前世の記憶を持ったまま生まれ直させられた。

【備考】
どこぞの退魔師の家系の元長男。
姉が一人、弟が二人、居た。

件の東京都悪魔襲撃事件の日、
とある民間退魔師に教えを乞うために、偶然港区内に足を運んでいた。
その結果事件に巻き込まれ、なし崩し的に無名の神と契約を結ぶことになる。

代償が発覚した後、紆余曲折を経て現在の斉藤という人物像を作り上げるに至った。