高御門 日晴
たかみかど ひはる【名前】高御門 日晴(たかみかど ひはる)
【性別】女
【年齢】享年6歳
【職業】退魔師
【神社】深川神宮
【階級】三級
【亭号】未定
【容姿】
腰まである艶やかな黒髪、前髪は眉と目の中程の長さで横に流している。
アーモンド型の甘い蜂蜜色の瞳に、桜色の弧を描く柔らかそうな唇とふっくらとした頬。
色白で肉付きはよく、児童のお手本のようなぷくぷくとした体。
少女らしさの中にどことなく中性的な雰囲気が混じっている不思議な顔立ち。
身長108cm。
可愛らしい淡い色のワンピースに控えめなフリルとリボン、
まさに年頃の少女という見た目をしているだろう。
が、足元は可愛らしさ皆無の安全靴、と退魔師らしくもある。
【性格】
年齢の割には大人びた考えをする。
基本的に優しく、自分の信念に反さぬ限り何でも許容する。
しかし彼女の中には例外というものが存在せず、
意思が強い信念が揺るがないなどと言えば聞こえはいいが酷く頑固。
ならば声高々と反対を示すのを厭わぬかというとそうではなく、
目立つのが苦手な小心者で、裏からこっそりと手を回すような悪質な手段を選ぶ。
また、家庭環境のせいか二つ年下の弟にべったりで、共依存になりかけのような状態。
弟を守るということに自分の存在価値を見出しており、
それによって悪魔を狩る力を得ることは出来なかったが
守る力を手に入れたと自尊心を守っている。
白夜お姉様は何でも出来るけど雨月はまだ弱いから、
だから、だから私が守ってあげないと。
だってその為の私だもの。
【神威】
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
高天原から降臨し芦原の瑞穂の国の君主となった
悪意を通さない結界を張るという能力を得た。
【代償】
思考回路の歪み。
悪意を通さぬ結界は使用者の悪意も許さない。
この年頃の子供によくある自己中心性が誇張されており、
相手の立場に立ってものを考えることも気持ちを察してやることも出来やしない。
だって私が正しいのだから、絶対的な正義なのだから。
志を共にする者への許容、道を違えた者への拒絶、その線引きや対処の差が酷く激しい。
聖女となれれば幸せだったろうに。
【武器】
なし
【備考】
十一年前の事件で行方不明、七年経ったことにより死亡扱い……
ということになっているが実際に死亡している。
当時の彼女との契約により、
とある悪魔がその姿を受け継ぎ陰ながら雨月のことを見守っている。
【SV】
「高御門のたいましの日晴です、
ていごうはまだきまってません、よろしくおねがいします!」
「白夜おねーさま!!
おかえりなさい!!
きょうはどんなおはなししてくれるの?」
「なんでないてるの〜?
わたし、なにもわるいことしてないのに。
わたしがただしいのに」
「雨月はねーねがまもるから、ちゃんとまもるから。
だからおねがい、ねーねのいうことをきいて」
「あくまさん、けいやくをしましょう?
わたしはわたしをさしだす、あくまさんはおとうとをまもる。
どう?かんぺきな、すてきなけいやくだとおもうの」